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函館市電位置情報検索システム(イカすロケ)の使い方

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函館旅行を計画している中で市電を使って移動する必要があるのですが、市電の位置情報を把握できる函館市電位置情報検索システム(イカすロケ)を見つけました。

移動するのに便利なシステムである上に、市電好きが見たい車両を見つけるにも便利だと思いましたので、使い方も含めてご紹介したいと思います。

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イカすロケについて

イカすロケとは

2024年3月23日から始まった、函館市内で運行している市電の位置情報や運行情報をリアルタイムで確認することができるシステムです。

地図上で市電の情報が約9秒ごとに更新されます。
また市電アイコンが車両ごとに異なっているので、見たい車両をや車椅子対応車両を探すことができます。

車両アイコンについて

画面に表示される電車アイコン

市電の車両アイコンは16種類あるようで、実際に走る車両のイメージとしてアイコンのようです。
車椅子対応もあれば、なんと貸切専用車両もあるんですね。
さらに今であれば、名探偵コナン 100万ドルの五稜星みちしるべとコラボしている市電車両が出ています。

イカすロケの使い方

函館市内のマップ情報

イカすロケを開くと、函館市内のマップが表示されます。
市電の現在地が表示され、市電ごとの行き先と遅延情報が見れます。

例えば左下に「谷地前 +5」と吹き出し出ていますが、谷地前行きの市電で5分遅れで運行しています。

マップ移動と表示領域変更

マップの縮図を変えると市電情報が変わりまして、マップが小さいと、方面と遅延時間が表示されます。
逆にマップが大きいと、経由地と市電の最終更新時刻がわかるようになっています。

またGPSボタンのとなりにあるプラスとマイナスボタンは、マップの拡大・縮小するボタンとなっています。
マップを押しながら移動すると、表示領域が変わります。
そしてピンチインするとマップが縮小、ピンチアウトするとマップが拡大することができます。

虫眼鏡ボタンは市電の行き先情報の大きさを変えられる

市電アイコンの上に、行き先や運行情報を出している吹き出しが出ていますが、この詳細度や文字の大きさを変えることができます。

GPSで現在地がわかる

左上にあるGPSボタンを押すと、GPSで取得した場所が出てきます。
たまたまだと思うのですが、現在地を指しているアイコンがコナン君に見えますね笑

現在地の追跡はしてくれないようなので、更新する場合は再度GPSボタンを押す必要があります。

初期・切替ボタン

初期ボタンはイカすロケにアクセスした状態になります。

切り替えボタンは、市電アイコンの上にある吹き出し情報を切り替えることができます。
ただ押すと、運行中しか出ておらず、何のための切替ボタンなんだろうと疑問を持ちました。

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行き先の検索ボタン

どこにも説明なかったので戸惑ったのですが、GPSボタンの下にある検索ボタンは、市電の行き先を調べることができるボタンのようです。
例えば「どつく」を調べると、函館どつく前に行く市電だけが表示されます。

さらに「五稜郭」と調べると、五稜郭に行く市電だけが表示されるようです。
行きたい場所があるが、どこ行きに乗ればいいのかわからないときにこの機能はすごいいいなと思いました。

小学生が名付けたニックネーム表示

ニックネームはどうやら市電についている車載器の名前のことで、後述するワークショップで、小学生が書き込んだニックネームのようです。

市電の進む方向

マップが縮小状態だと市電がどこの方向で進んでいるのかわからないのですが、拡大すると方向もわかるようになっています。
過去の位置情報が水色の円で示しており、位置情報が新しいほど円を大きく、逆に古いほど円が小さくなります。

乗降場所情報

マップを拡大すると、市電の乗る/降りる場所を確認することができます。
さらに乗降場所アイコンを押すと、乗降場所名と周辺のストリートビューを見ることができます。

乗降場所名を押すと、その場所の時刻表を見ることができます。
ただスマホだと見切れてしまうので、パソコン用かなと思いました。

観光地情報

市電アイコン以外に温泉マークや写真が載っていますが、これは観光地情報を見ることができます。
アイコンを押すことで、五稜郭や函館山などの有名な情報を見ることができます。

また不定期に大きなイカが出てくるのも面白いですね。

過去にワークショップ「ICASロケを作ろう!」が開催されていた

イカすロケは2024年3月のサービスインに向けて、2024年1月13日に小学生を対象としたワークショップが開催されいた模様です。

内容は、市電に装着する車載器用のIoT基盤の組立てとプログラムなどの書き込みを行うようです。
この時に自分で考えた車載器のニックネームを書き込むことができ、試行期間中はこのニックネームで電車の位置を確認することができます。
自分で作った車載器が動いていると嬉しいですよね。

ちなみにこの車載器はIchigoJamとMixSodaを活用しているようです。

【注意喚起】非公式「市電でGO」はサービス停止中

似たシステム「市電でGO」は、時刻表から位置情報をシュミレートしたものである上に、2016/8/18公開の時刻表を元に作成しているようです。
なので実際の座標とは違うので、あまりあてにしない方がいいなと思いました。
そして全車両位置MAPというのもあるのですが、白い画面となって使える状態ではありませんでした。

開発している株式会社アプリシステムズのサイトを見てみると、サービス停止中のようです。
Google検索だと「函館市電ロケーションシステム」と公式ぽい名前をしていてややこしいなと思いました。注意喚起も含めて触れさせていただきました。

公式版は「函館市電位置情報検索システム(イカすロケ)」です。

アプリシステムズ

まとめ

函館市電の位置情報を把握できるイカすロケ(函館市電位置情報検索システム)についてご紹介いたしました。

割と最近できたシステムに驚きましたが、市電の位置をリアルタイムで確認できるのは便利ですね。
大きなイカやコナンコラボしていて、遊び心があって見ていて楽しかったです。
函館で市電を使う際はぜひ、イカすロケを活用してください!